県内有数の麦の産地、大分県宇佐市で4日、地元の小学生が青空のもと、自分たちで育てた小麦を収穫しました。

この体験は、子どもたちに食の大切さを学んでもらおうと、宇佐市のパン用の小麦を栽培する生産者らが開催しました。

4日、市内にある畑で、地元の和間小学校の5年生17人が、小麦の刈り取りに挑戦しました。収穫した品種は、パン用の「はるみずき」で、児童が種まきをして去年11月から育ててきました。

子どもたちは鎌で小麦を刈り取っていき、30アールの畑で1400キロが収穫されました。

(児童)「手が痛くなったけど、とても楽しい」「切る感触が違うところが楽しい。何でも食パンは合うので、食パンに色々つけて食べたい」

収穫した小麦は今後、市内の食品会社でパンに加工され、秋に学校給食として提供されることになっています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。