3日夜、北海道旭川市で、酒を飲んでワゴン車を運転したとして、37歳の男が逮捕されました。男は信号無視でパトカーに追跡され、電柱、さらに別の車と衝突する事故も起こしています。

 酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、旭川市神楽岡の会社役員、伊藤雄摩(ゆうま)容疑者37歳です。
 警察によりますと、3日午後10時40分ごろ、旭川市大町3条9丁目の道道の交差点で、伊藤容疑者が運転するワゴン車が信号待ちのパトカーの横を停車せずに走り去りました。
 信号無視のため、パトカーが追跡すると、伊藤容疑者のワゴン車は550メートルほど先の電柱に衝突後、車線に戻り、後ろから来た別の乗用車とも衝突しました。

信号無視で追跡され、550メートルほど先で衝突事故

 警察は、飲酒運転の疑いがあるとみて、呼気検査すると、酒気帯び運転の基準値を超えるアルコールが検知されたため、その場で伊藤容疑者を逮捕しました。
 伊藤容疑者のワゴン車と衝突した乗用車の2人のうち、助手席の30代の男性が足の痛みを訴えています。

伊藤容疑者は「お酒を飲んで運転したことは、その通りです」

 取り調べに対し、伊藤容疑者は「お酒を飲んで運転したことは、その通りです」などと話し、容疑を認めているということです。
 伊藤容疑者のワゴン車には、20代の男性と30代の女性が同乗していました。
 警察はパトカーの追跡には問題がないと話し、伊藤容疑者の同日の足取り、一緒に乗っていた男女2人の飲酒同乗罪の可能性を含め、引き続き調べをすすめています。

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