青森県十和田市の中心部で2日、クマ1頭が目撃されました。子グマとみられていますが、現場は小学校が近くにある住宅街で市が注意を呼びかけています。

今野七海記者
「十和田市です。官庁街通りから約1kmほどのこちらの住宅街できのう、子グマ1頭が目撃されたということです」

市によりますと、2日午前10時前、十和田市西十一番町で近くに住む人が体長60~70cmほどのクマ1頭が通りを西から東に走っていくのを目撃したということです。

市民は
「クマが出たの?知らなかった。おっかないね。このへんにも出るの」

「こういう真ん中で、まさかと思いました。こわいです」

その後、付近でクマの目撃はないということですが、現場のすぐ近くには北園小学校があり、市教育委員会は保護者に注意喚起を行ったほか、3日朝には児童の通学時間帯に見回りを行なったということです。

十和田市では5月末時点で、今年度のクマの目撃件数は前の年の同じ時期の倍近い15件となっています。

観光地の十和田湖の休屋でもクマの出没が相次いでいて、市が注意を呼びかけています。

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