青森空港に航空自衛隊三沢基地所属の最新鋭ステルス戦闘機「Fー35A」、2機が緊急着陸。滑走路が一時閉鎖しました。飛行再開のめどは立っていません。

3日午前8時46分ごろの青森空港の様子です。戦闘機1機が滑走路に緊急着陸しているのが確認できます。その10分後の午前8時56分には、さらにもう1機が緊急着陸しました。

県によりますと、2機は航空自衛隊三沢基地所属のFー35A戦闘機で、パイロット1人がそれぞれ搭乗していましたが、けがはないということです。

原因について、戦闘機1機に油圧系統の不具合が表示され、安全確保のため、もう1機も緊急着陸したとみられています。

この影響で、青森空港は約20分間滑走路が閉鎖され、東京と大阪に向かう合わせて3便に遅れが出たということです。

三沢基地のFー35A戦闘機は、2023年6月にも青森空港に2機が緊急着陸しています。

緊急着陸を受けて、県は3日、三沢基地司令に再発防止を要請しました。

航空自衛隊三沢基地は、整備の支援要員を青森空港に派遣し、緊急着陸の原因などについて確認を進めていますが、いまのところ飛行再開のめどはたっていません。

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