去年11月、北海道函館市の77歳の男性宅から、現金約225万円などを盗んだとして、23歳の自称無職の男が逮捕されました。

 窃盗の疑いで逮捕されたのは、住所と職業が自称、札幌市白石区栄通の無職、佐藤蓮容疑者23歳です。
 
 佐藤容疑者は、共犯者の男と共謀し、去年11月30日午前0時ごろから午前3時ごろの間、函館市内に住む知人の会社役員の男性(77)宅を訪れ、部屋にあった現金225万円などを盗んだ疑いが持たれています。

 警察によりますと、佐藤容疑者と男は、男性と会話をしながら隙を狙い、現金225万円や通帳、印鑑などの入ったエコバッグを盗んだということです。

 佐藤容疑者らが家を出た後、男性の関係者が被害に気づき、警察に通報しました。

 警察は、佐藤容疑者らの行方を追っていましたが、事件から4か月以上たった15日、函館市内のコンビニの近くで佐藤容疑者を逮捕しました。

 取り調べに対し、佐藤容疑者はおおむね容疑を認める一方、「盗みはしたが、自分が盗んだわけではない」と供述し、実行したのは一緒にいた男だと説明しているということです。

 警察は、共犯者の男の行方を追うとともに、盗んだ金の使いみちや余罪の有無などを捜査しています。

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