微生物から役立つ薬の開発を目指して、山梨大学が新たな研究組織を立ち上げました。
ノーベル生理学・医学賞の大村智さんが特別顧問に就任します。

山梨大学が新たに開設した研究組織「大村記念微生物資源研究フロウティラ」



山梨県韮崎市出身でノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智さんが特別顧問に就任し、北里大学や医学分野、工学分野とも連携して微生物に関する研究や、新薬の開発を進めます。

山梨大学は水素・燃料電池と並び、この微生物も次の世代の重要研究となるよう期待しています。



山梨大学 中村和彦学長:
「創薬の研究も基礎的研究もやっていく。そういった段階を踏んでいこうと思ってます」



微生物は35億年前から地球上に生息しているものの、実態のわかっていないものがおよそ100万種は存在するということです。将来、人類に有益な新薬がこの研究から生まれていくのでしょうか。

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