おととい、東京・北区のスーパーで買い物中の女性のバッグから現金およそ39万円入りの財布を盗んだとして、71歳の無職の男が逮捕されました。男は「裕福そうな人を狙うのが信条だった」と供述しているということです。

窃盗の疑いで逮捕されたのは、住所不詳・無職の佐々木正善容疑者（71）です。

警視庁によりますと、佐々木容疑者はおととい午前、北区赤羽のスーパーで買い物中の70代女性がカートにかけていたカバンから現金およそ39万円などが入った財布を盗んだ疑いがもたれています。

都内のスーパーで同様の手口の犯行が相次いでいることから捜査員が警戒していたところ、不審な動きをしている佐々木容疑者を発見し、現行犯逮捕しました。

佐々木容疑者は、取り調べに対し「生活費のためだった」と容疑を認めたうえで、「スーパー専門のスリだった」「裕福そうな人を狙うのが信条だった」と供述しているということです。

都内のスリ被害は今年に入ってから5月末までに226件確認されていて、前年と比べて38件増加しています。

鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。