長野県のエイズ予防ウィークにあわせて、3日、上田市で、保健所の職員が早期検査などを呼びかけました。

エイズの予防や感染者への理解を深めてもらおうと、県は毎年6月1日から7日までをエイズ予防ウィークと定め、普及啓発活動を行っています。

2023年1年間のHIV感染者とAIDS患者の新規の報告数は、全国であわせて960件(速報値)で、過去20年で最も少なかった2022年から増加に転じていて、県内でも5件が確認されました。

上田保健所 健康づくり支援課 松山久美子課長:
「今は早期発見によってきちんとした治療を続けることで、天寿を全うすることができる病気に分類されるようになりましたので、早めに心配なことがあったら近くの保健所での検査をおすすめしたい」

県内の保健所では、予約をすれば匿名で無料の検査を受けられることから、県は不安がある場合は、積極的に活用してほしいと呼びかけています。

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