グーグルマップの「クチコミ」で名誉を毀損されたとして、兵庫県の眼科医院が投稿者に賠償を求めた裁判で、大阪地裁は投稿の削除と200万円の賠償を命じました。

 判決によりますと、兵庫県尼崎市にある眼科医院は3年前、グーグルマップの「クチコミ」欄で、「何の症状もないのにまた勝手に一重目蓋にされました。本当に酷い眼下(原文ママ)です」などの書き込みをされました。

 眼科医院はグーグルに発信者情報の開示を求め、投稿者が大阪府内の女性だと特定。名誉を毀損されたとして、女性に対し200万円の損害賠償と投稿の削除を求め提訴していました。

 大阪地裁は5月31日の判決で「医師が勝手な医療行為をするという印象を閲覧者に与え、社会的評価を低下させた」として、投稿した女性に200万円の支払いと投稿の削除を命じました。

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