割ったガラスを繋ぎ合わせてアート作品を製作する芸術家・西中千人さんの展覧会が大阪で開催されています。

 赤と青のガラスが一つになった作品や、何層ものガラスを積み上げてその中に光を取り込む作品。完成した作品を壊して繋ぎ合わせる「ガラス呼継(よびつぎ)」という手法で製作されています。

 高島屋大阪店で開かれている芸術家・西中千人さんの展覧会では他にも、再生したガラスで作ったオブジェなど、国内外で評価されている西中さんの資源循環への思いをこめた作品が展示されています。

 (西中千人さん)「たたき割って違う物を呼んできて継ぐ。ヒビを強調して『欠点じゃないんや、個性なんや、みんな違うんや』と。いままでになかったようなガラス表現を持ってこさせてもらっています」

 この展覧会「千廻万煌」西中千人展は、高島屋大阪店6階ギャラリーNEXTで6月10日までです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。