熊本県八代市を流れる球磨川の取水施設・遥拝頭首工(ようはいとうしゅこう)が耐震工事中に2度の大雨で被災しました。

遥拝頭首工は八代市を流れる球磨川に設置されている取水施設で、八代市と熊本県氷川町の農地、約5400ヘクタールを賄っているほか、八代市内の工場用水や一部の上水道にも使用されています。

九州農政局によりますと遥拝頭首工のゲートの耐震工事をしていた今年3月下旬、工事のために設置していた板が大雨で変形しました、

また先月下旬には大雨で水をせき止めていた設備が流されたということです。

九州農政局は「雨が降らない期間が続くと取水が困難となる恐れがある」として、全国からポンプ車を集め配置するなど対応を急いでいます。

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