能登半島地震で被災した石川県の水産加工スギヨの
「ビタミンちくわ」の生産が再開され
1日、長野県内のスーパーの店頭に並びました。

長野市のAコープファーマーズ南長野店では、1日の販売分として
3本入りの「ビタミンちくわ」300袋が用意されました。
午前中から家族連れなどが訪れ、久しぶりに並んだ商品を買い求めていました。

買い物客
「天ぷらなどいろいろ用途があるので、おひたしに入れたり。
販売再開したんだなとうれしく思いました」

石川県で生産され、7割が長野県内で消費されるなど
信州人に愛されている「ビタミンちくわ」。

しかし能登半島地震で七尾市のスギヨの本社や工場が被災し、
生産が停止されました。

そして復旧を進めた結果、5月31日、地震発生から約5か月ぶりに
「ビタミンちくわ」の製造が再開されました。

長野県A・コープ山﨑進社長
「どの家庭の冷蔵庫の中にもある食品ですので
『おかえりなさい』というのが実感です」

商品のパッケージには、
「がんばろう!能登」などと書かれたロゴも入れられ、
ラベル代が支援金として被災した能登の食品企業に届けられます。

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