新潟県阿賀町の水道施設の整備事業などで、県に提出する契約書を偽造していたとして、阿賀町は45歳の男性職員を懲戒免職としました。

5月31日付けで懲戒免職となったのは、阿賀町建設課で下水道係の主任だった男性職員(45)です。
阿賀町によりますと、男性職員は昨年度の下水道事業について、年度内に工事が終わらないことを知りながら工期などを偽造した契約書を県に提出し、国の補助金の交付を受けていました。
さらに、ほかの整備事業でも契約書を偽造するなど2020年度から昨年度までに少なくとも106件の不正が確認されたということです。
男性職員は聞き取りに対し「スケジュールが押し、上司から指摘されるのを恐れた」と話していて、阿賀町は刑事告発も検討しているとしています。

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