長野労働局によりますと、県内の4月の有効求人倍率は、前の月を0.01ポイント下回る1.36倍と2か月ぶりに減少しましたが、全国平均を0.1ポイント上回っています。

産業別では、建設業や宿泊・飲食サービス業で新規求人数が前の月を上回りましたが、主力の製造業で原材料の高騰による収益の圧迫や、中国などで経済が停滞していることを受け、減少しました。

一方、新規求人倍率は、2.18倍で、前の月を0.07ポイント下回りました。

長野労働局は、「雇用情勢は堅調に推移しているが、物価の上昇が雇用に与える影響を注視する必要がある」としています。

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