札幌市内の3つの保育園が、職員への給料未払いなどにより休園することがわかりました。

 休園するのは中和興産が運営する札幌市の認可保育園「ちゅうわ南郷保育園」と「ちゅうわ清田保育園」、認可外保育園の「ふしみの森めぐみ保育園」です。

関係者によりますと、3つの保育園は給料の未払いや人員不足などで職員と経営者が対立したため、5月31日いっぱいで休園することになったということです。

 認可保育園だけでも、あわせて40人近い園児が在籍していて、札幌市は、転園に向けて調整を行うとしています。

 中和興産をめぐっては、経営する別の保育園が市から事業停止命令を受けているほか、助成金の過大請求の疑いも持たれていて市などが調査を続けています。

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