「共犯者かどうか調査するため100万円を用意して」と警察官名乗る男から電話　70代女性が現金97万円だまし取られる被害

新潟県村上市に住む70代女性が携帯電話に総合通信基盤局の職員や警察官を名乗る男から電話があり、男から「共犯者かどうか調査するために100万円を用意してほしい」などと言われ、現金97万円をだまし取られる被害に遭っていたことがわかりました。
警察は特殊詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと25日午後1時ごろ、70代女性の携帯電話に“総合通信基盤局”という組織の職員を名乗る男から電話がありました。そして「あなたの携帯電話が止められます」と言われ、さらに警察官を名乗る男が出て「逮捕した男の所持品からあなた名義の通帳等が見つかった。共犯者からどうか調査するために100万円を用意して、指定の口座に振込みをしてほしい。金の流れを調べる必要がある」などと話したということです。
女性はその後もSNSでやり取りを続け、28日午前11時ごろに指定された口座に97万円を振り込んだということです。
女性は相手とのやり取りを思い返して不審に思い、警察に通報。詐欺被害に遭っていたことが分かったということです。
警察は特殊詐欺事件として捜査しています。

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