仲間のために・・・一打一打に魂を込める・・・
仲間に、託す・・・
つないでつなぎまくる、レシーブ。
戦況を読み、ち密に繰り出すブロック。
そして「サーブで攻める」。
どんな苦境であっても攻め続けるのが北工バレーです。
郡山北工業高校、男子バレーボール部は、県内屈指の強豪校。
去年、2年ぶりに11回目の“春高”出場を果たしました。
部員は、マネージャー含めた36人。
仲間であり、ライバルでもあるチームメート。
心をひとつに・・・
---山廼辺さん「一人一人意識高くて、勝つことに執着しているというか。」
---諸越さん「細かいことでもちゃんと言い合えるチームだなって思っています。」
---遠藤さん「自分たちのやりたいことっていうのがはまれば、強いチームだなというのは思っています。」
---狩野さん「仲がいい中でも厳しくすることができるので、県内では絶対に負けないと思います。」
インターハイ県予選まで10日と迫ったこの日、練習は試合を想定した実戦形式です。
郡山北工業のバレーは、レシーブで耐え、攻撃に発展させる全員バレーです。それぞれの根底にあるのは、「勝つために自分は何ができるのか・・・」。
全員がボールと心をつないでいます。
そしてプレー以上に大切にしているのが言葉を交わすこと・・・。
---二階堂監督「今年のチームは全国で戦わなくてはいけないチームだと思っていて、一番意識させているのは、個々の役割と各学年の責任。もちろん練習なので、1年生から3年生関係なく練習できる環境を作っています。」
今年は、春高を経験した3年生が中心のチームです。平均身長176センチと全国的にみても決して大きくはありません。だからこそ、勝負は総合力です。
チャンスボールと分かった瞬間、3人の選手が攻撃の体制に入り、バックアタック。ブロックされてもつなぎ、そして、隙をついたセッターのフェイント。
合言葉は“全員で攻める”。
チームの主将、久保木 奏空(くぼき そら)選手は、北工でバレーがしたくて、いわき市の親元を離れ入部しました。
---久保木さん「中学校の時に福島県の選抜の大会があって、そこのメンバーが北工に集まるということだったので、また一緒に全国の舞台で戦いたいなって思って。」
---富永さん「練習の中でも雰囲気の良さとかあったり、プライベートでもしゃべるのが多いので仲はいいと思います。」
---鈴木さん「自分の中では、(仲間が)ライバルとしては欠かせない存在になっていると思います。」
---狩野さん「一番大きなって思うのは、小学校のころから顔見知りであったり、その時から違うチームで対戦してたりするので、そうゆう中でもお互いに高め合いながらも、お互い応援し合える、そうゆう存在だと思います。」
小学校からのライバルたちが、全国の舞台で戦うために郡山北工に集まりました。高め合い、励まし合い、支え合う・・・みんな、かけがえのない仲間です。
その仲間と少しでもコートに立ち続けるために…「心」と「ボール」をつなぎます。
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『ステップ』
https://www.tuf.co.jp/general?id=147
福島県内にて月~金曜日 夕方6時15分~放送中
(2024年5月29日放送回より)
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