兵庫県姫路市で去年10月に91歳の女性が複数回にわたり足蹴りなどの暴行を加えられ、その後死亡しました。警察は同居していた30~60代の息子夫婦と孫の男ら3人を逮捕しました。

 傷害致死などの疑いで逮捕されたのは、兵庫県姫路市に住む無職・大居和義容疑者(69)、と妻の紀久代容疑者(63)、息子で会社員の亮太容疑者(36)の3人です。

 警察によりますと、大居容疑者らは去年10月上旬~15日ごろの間に自宅で母親の不二子さん(当時91)に対して、両足首をタオルで縛ったほか、顔面などを複数回殴り、尻を複数回足蹴りする暴行を加えてケガをさせ、死亡させた疑いがもたれています。

 不二子さんは去年10月15日に外傷性ショックにより死亡しています。

 和義容疑者が「母親が死亡している」と消防に通報していて、警察が調べを進めていました。

 3人は調べに対し容疑をおおむね認め「自宅で暴れるから暴行を加えた」などと話しているということです。

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