海上自衛隊は、青森の八戸で運用している大型の無人偵察機について、来月7日に鹿児島県鹿屋市の上空を試験飛行させる見通しであることが分かりました。

海上自衛隊が鹿屋基地で試験運用するのは、青森の八戸航空基地で運用しているアメリカ製の大型無人偵察機「シーガーディアン」1機です。

中国を念頭にした東シナ海の警戒監視を無人機で代替できないか検証するためのもので、当初は今年4月から9月に鹿屋での試験運用を予定していました。
関係者によりますと、来月7日に鹿屋市上空を初めて飛行させる方向で調整し、その後、鹿屋基地で離着陸の検証もするということです。

シーガーディアンは、鹿屋基地に去年11月までの1年間、配備されていたアメリカ軍の無人偵察機・MQ9の派生機です。

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