広島県府中市教委は29日、市立府中学園で配膳された給食の中に、金属片が混入していたと発表しました。今のところ、健康被害の報告はないということです。

市教委によりますと、29日午後0時10分ごろ、長さ約1センチ、幅約1ミリの金属片が、教職員に配膳された「たこの酢の物」に入っているのが発見されました。金属製のたわしの一部とみられていますが、給食を調理した市学校給食センターでは使っていないため、市教委は納入食材に混入していた可能性が高いとしています。

市学校給食センターで調理した給食は市内10の小・中・義務教育学校へ届けられていましたが、同様の混入は確認されなかったということです。

市教委は「食材納入業者に注意喚起を行い、同様の事案を起さぬよう調理段階での目視を徹底する」としています。

市学校給食センターでは去年12月にも、調理器具・スライサーの刃が欠け、給食に混入した可能性があると発表していました。

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