札幌医科大学は、医学部の教員2人に対しパワーハラスメントなどをしたとして、医学部の50代の教授を停職3か月の懲戒処分にしたと発表しました。

処分を受けたのは、札幌医科大学の医学部の50代の教授です。

札幌医科大学によりますと、医学部の50代の教授は、同じく医学部に所属する教員2人に対し、パワハラをして就業環境を害したほか、このうち1人には、アカハラ=アカデミックハラスメントをして、研究や教育環境を害したということです。

大学は、教授の性別やハラスメントの内容を明らかにしていません。

2023年度に、教員2人から大学に被害の申し出があったため、札幌医科大学は調査委員会を設置。

当事者に話を聞くなどして、事実関係を確認したうえで、懲戒規定に基づき、29日付で、50代の教授を停職3か月の懲戒処分としました。

また、大学は、管理監督責任があったとして、医学部長を訓告処分にしました。

札幌医科大学は「服務規律の遵守について、機会のあるごとに職員に注意喚起を行ってきたところですが、あらためて所属職員に対し、一層徹底してまいります」とコメントしています。

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