不動産売却に伴う節税対策などの名目で、鹿屋市の男性から現金およそ1000万円をだまし取ったとして、沖縄県那覇市の会社役員の夫婦が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、那覇市曙3丁目のいずれも会社役員の男(35)とその妻(52)です。

鹿屋警察署によりますと、2人は共謀して、鹿屋市に住む30代の公務員の男性に対し、男性が所有するマンションの売却話を持ちかけ、「税金対策で会社を立ち上げる。出資者としてお金を使えば、後で税金を支払わなくてよい。出資金は返ってくる」などとうそを言い、2021年12月頃から22年3月頃までの間に、10数回にわたって、男性から現金およそ1000万円をだまし取った疑いが持たれています。

夫婦と男性は面識があり、男性は現金を手渡したり、振り込んだりしたということです。

去年7月、男性が「金をだまし取られた」と警察に届け出て、事件が発覚しました。警察は2人の認否について、「捜査に支障がある」として、明らかにしていません。

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