演技指導の名目で俳優の女性を誘い出し、性的暴行を加えた罪に問われている映画監督の男の初公判で、男は起訴内容について「認否を保留します」と述べました。

映画監督の榊英雄被告(53)は2015年3月、東京・港区のマンションで俳優の女性(当時28)に演技指導をするという名目で性的暴行を加えた罪に問われています。

きょう午後、東京地裁で初公判が開かれ、グレーのスーツ姿で現れた榊被告は起訴内容について問われると、「認否を保留します」と述べました。

被害にあった女性は榊被告が監督をつとめる映画に出演予定だったということで、検察側は冒頭陳述で「女性は役を降ろされたくないという思いから稽古の一環であると思うようにしていた」と指摘しました。

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