5月26日に天国に旅立った、徳山動物園のアムールトラ「ケン」の献花台が設置され、多くの人が祈りをささげました。

設置された献花台には、「ケン」への別れを惜しんで花を手向ける人や手を合わせる人の姿がありました。

防府市から来た親子
「悲しいですよね、子どもが小さいときからずっとこの動物園に来てて、僕も楽しみに会いに来てたんですけど、亡くなってしまって非常に悲しいですね」

2007年に徳山動物園にやってきたオスのアムールトラ「ケン」。

2015年にはメスの「ウラル」との間に3頭の子どもが誕生し、長年、威厳のある姿を見せてくれていました。

園によると、去年10月ごろから後ろ足のふらつきなどがみられ、今月中旬から食欲が低下。投薬治療なども行われましたが、26日に天国に旅立ちました。

18歳で、人間でいうと80歳から90歳くらいだということです。

4月にはライオンの「モイカ」も死んだため、現在徳山動物園にいる猛獣はメスのアムールトラ「ミルル」だけとなりました。

園では近日中にお別れ会を開く予定です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。