広島県廿日市市の市街地でクマの目撃情報が相次いから一夜明けた29日、臨時休校となっていた高校では登校再開となりましたが、警察などが警戒を続けています。

JR廿日市駅の近くでは、警察などがパトロールをして警戒を強めていました。警察によりますと、28午前5時半ごろ廿日市高校の前を通った新聞配達員から、「クマが高校の塀を乗り越えていった」と警察に通報がありました。

防犯カメラがとらえたクマの姿(視聴者提供)

その後も、廿日市市内ではクマの目撃が相次ぎ、28日午前8時までにあわせて7件の情報が寄せられました。

この影響で廿日市高校は臨時休校となりましたが、その後、新たな目撃情報がないことなどから、29日から通常通り登校が再開されました。

生徒
「捕まってないから、怖いです」
通勤者
「廿日市でクマが出ると思わなかったので驚きました。あまり裏道を通らないようにしている。人の多いところを通るように気をつけます」

廿日市市によりますと、沿岸部の市街地でのクマの目撃情報は、ここ数年で初めてだということです。

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