大阪公立大学の研究室から青酸ソーダを盗んだとして逮捕された男が、取り調べに対して「父親を殺害するためだった。就職のことで色々言われるのが嫌だった」と供述していることがわかりました。

 窃盗の疑いで逮捕された竹林尚志容疑者(30)は、去年8月に大阪公立大学工学研究科の研究室から青酸ソーダを盗んだとして、5月29日に身柄が検察庁に送られました。竹林容疑者は「父親を殺害するためだった」と容疑を認めていますが、「就職のことで色々言われるのが嫌だった」などと供述しているということです。

 研究室からは致死量160人分を超える青酸ソーダや青酸カリがなくなっていましたが、竹林容疑者は「瓶2本は研究室内で破棄した。スプーン2杯分程度の青酸ソーダを持ち帰った」などとも話していて、警察は確認を進めています。

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