大阪府泉南市の男子中学生が自殺した問題で第三者委員会が報告書をまとめ市長に提出しました。

 泉南市の中学1年松波翔さん(当時13)は生前、「いじめを教師に相談したものの対応してくれない」と家族に話していましたが、おととし3月に自ら命を絶ちました。

 泉南市教育委員会は死後4か月間調査を事実上、放置。学校は翔さんが亡くなったことを半年以上クラスメイトに伝えていませんでした。

 その後、遺族の要望を受け第三者委員会が設置され、調査を1年4か月かけて行ったということです。

 (第三者委員会 宮島繁成委員長)「学校・教育委員会の説明と(翔さんの)お母さんの説明が一致してないところが多々あったので、そこを一つ一つ調査して検証していくのに時間がかかった」

 報告書は市長に提出され、遺族にも提出されました。

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