今月6日に起きた群馬県高崎市の上信電鉄・西山名駅近くの踏切で近くに住む小学4年生の女の子(9)が列車にはねられ死亡した事故で、高崎市はきのう、市内に設置されている「第4種踏切」を原則、廃止にする方針を決めました。「第4種踏切」は、自動遮断機や列車の接近を知らせる警報機が設置されていない踏切で、高崎市内では現在、21か所に設置されています。

高崎市は「第4種踏切」を2025年度からの5年間で地域住民などとの合意が得られれば廃止に、合意が得られなければ遮断機や警報機を備えた「第1種踏切」に転換する方針です。

今回の改修にあたっては上信電鉄に費用負担は求めず、国の補助金も活用しながら高崎市が負担して進めていくとしています。

高崎市長は「人の命に関わることなので、速やかに対応することにした」とコメントを発表しました。

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