活発な前線の影響で大気の状態が不安定になっていて、西日本を中心に大雨となっています。四国の高知や徳島のほか、九州や東海地方の7つの県に線状降水帯が発生するおそれがあるとして、気象庁は厳重な警戒を呼びかけています。

鹿児島県内は昨夜から広い範囲で大雨となり、けさ、奄美大島・大和村で61ミリの非常に激しい雨を観測しました。

おとといの降り始めからの総雨量は300ミリを超えるなど、県内では平年5月ひと月分の雨量を上回ったところもあります。

現在、大雨や洪水の警報が県内の広い範囲に発表され、避難指示が垂水市に、高齢者等避難の情報が県本土を中心に7市町村に出されています。また、鉄道や海の便の一部が見合わせ、欠航を決めるなど影響も出ています。

気象台は、鹿児島県内全域できょう日中、線状降水帯が発生するおそれがあるとして、引き続き土砂災害や低い土地の浸水などに警戒を呼びかけています。

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