23年前の大阪教育大学附属池田小の事件で娘を亡くした遺族が、犯罪の被害者などに向けて取材にどう対応すればいいかまとめたリーフレットを作りました。

 酒井肇さん・智恵さん夫妻は、23年前の大教大附属池田小事件で当時小学2年生だった娘・麻希さん(当時7)を亡くしました。酒井さん夫妻は事件発生当初、取材のためにマスコミが自宅に殺到して恐怖を感じたといいますが、学校安全の問題や被害者支援の課題を訴える中で、マスコミと関わる「メリット」を感じたといいます。

 酒井さん夫妻は大阪で犯罪被害者の支援をする民間団体と協力し、マスコミの役割を簡単にまとめたリーフレットを完成させました。

 (酒井肇さん)「メディアというのは何をするものなのか、何を考えているのか、一目で分かるリーフレット、そういったものが作りたかった」

 このようなリーフレットの作成は全国で初めてだということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。