去年6月、長崎県松浦市のコンビニエンスストアで店員らにケガをさせたうえ、店の現金などを奪ったとして強盗殺人未遂などの罪に問われている男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。

強盗殺人未遂などの罪に問われているのは住所不定、無職の川端健太郎被告30歳です。

起訴状などによりますと、川端被告は去年6月22日の午前4時前、長崎県松浦市御厨町のコンビニに押し入り、当時48歳の男性店員と63歳の男性客をバールで複数回殴打して2人に重傷を負わせたうえ、現金およそ5万円が入った店のマネーケースと1万円あまりが入った男性客の財布を奪ったとされています。

28日、長崎地裁で行われた裁判員裁判の初公判で川端被告は、起訴内容について「間違いないです」と認めました。

冒頭陳述で検察側は、川端被告には借金があったうえ、前日もらった給料をパチンコや競艇でその日のうちに使い果たしたと犯行に至ったいきさつを指摘しました。

一方、弁護側は犯行当時、被告は冷静でなく計画性もなかったと主張しました。

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