宮城県と仙台市がそれぞれ導入を目指す宿泊税について、仙台市の郡市長は6月議会での条例案提出を見送ることを決め県と足並みを揃えた格好となりました。
郡仙台市長：
「（宿泊）事業者にとって負担となる導入コストなどの詳細な実態を把握しながら対応策を検討する必要がある」
宿泊税について郡仙台市長は、28日の会見で宿泊事業者への説明などに時間を要するとして、6月議会での条例案の提出を見送ると表明しました。
宿泊税を巡っては、県も導入を目指しています。県は1人1泊300円、市は1人1泊200円の課税の方針で、「県内で一律300円」とするかなど協議を続けています。
すでに県は6月議会への議案提出を見送っていて、県と市で足並みを揃える格好となりました。宿泊税を巡っては旅館などから反対の声があがっています。
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