去年10月、北海道上川地方の当麻町の交差点で、92歳の女性が車にはねられ死亡した事故の裁判で、検察は被告の75歳の女に禁錮1年4か月を求刑しました。

旭川の三谷美和子被告は去年10月、当麻町の交差点を車で右折中、道路を横断していた桑原敏子さん、当時92歳をはねて死亡させたとして、過失運転致死の罪に問われています。

事故の後、三谷被告は現場から立ち去り、翌日、警察に出頭しました。

27日の初公判で、三谷被告は起訴内容を認め「これから運転しないし、しっかり反省したい」と述べました。

検察は「見通しに問題のない状況で、被害者に気付かないことはなく、過失は重大」として、禁錮1年4カ月を求刑しました。

裁判は即日結審し、判決は来月11日に言い渡されます。

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