新潟市は27日、東区の住宅からマムシ1匹が逃げ出したと発表しました。男性がマムシ酒をつくろうとしていたところ住宅から逃げ出したということで、近隣住民に注意を呼び掛けています。

新潟市によりますと、27日午後7時前、新潟市東区紫竹4丁目の住宅に住む50代の男性から「マムシ酒をつくろうとしたところマムシにかまれた」と消防に通報がありました。
マムシは、男性が小千谷市の山間部で捕まえて持ち帰ってきたもので、マムシ酒をつくろうと容器に移す際にかまれ、2匹のうちの1匹が逃げ出したということです。
男性は3日間の入院が必要で、病院で治療を受けています。
逃げ出したマムシは、体長30cmほどで、東区役所や保健所の職員5人ほどで行方を捜しているということです。
マムシは攻撃性は低いものの毒を持っているため、新潟市はマムシを見つけても刺激せず区役所や保健所に連絡するよう呼び掛けています。

▽マムシとは(新潟市のホームページより)
・日本全国に普通に見られる種類で、体長は最大で80cm前後となる
・草原から森林に生息
・血液毒を分泌する毒牙を持っているが、性格はおとなしい
 不用意に近づいたりしなければ、わざわざ人に襲いかかるようなことはない
・体色は淡褐色の地に濃褐色の銭型の大きな斑紋が入る
・肉食性で、小型のほ乳類やは虫類などを食べる

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。