仙台市内に住む無職の80歳代の女性が、通信会社や大阪府警を名乗る特殊詐欺グループからの指示でキャッシュカード4枚を騙し取られ、その後、現金200万円が不正に引き出される詐欺の被害にあいました。警察が特殊詐欺事件として調べています。
警察によりますと、5月24日の午前11時頃、仙台市若林区内に住む無職の80歳代の女性宅に「電話の使用料金が未納になっている、今から言う番号に電話をかけてください」と通信会社を名乗る男から電話があり、その後、女性は、教えられた番号にかけると通信会社を名乗る別の男から「未納になっているとかけてきた電話が、詐欺の可能性がある、警察に通報しておきます。」と告げられたということです。その後、大阪府警を名乗る男達からの電話で銀行口座や暗証番号などを聞かれ、さらには、「あなたが犯人側の人間と疑われている、犯人側でないことを証明するためには、キャッシュカードを警察に渡す必要がある」などと言われたため、女性は指示された通りにキャッシュカード4枚を封筒に入れ自宅のポストに入れておいたところ、25日午後1時頃にポストを確認すると封筒は無くなっていて、翌日、女性が銀行の窓口で現金を引き出そうとすると、行員から「多額の現金が引き出されている」と言われ、女性がキャッシュカードを騙し取られ、200万円を不正に引き出される詐欺の被害にあったことに気付きました。警察が特殊詐欺事件として調べています。

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