小水力発電事業を協働で実施するため、長野県松川村が27日、不動産会社などと協定を結びました。

松川村と協定を結んだのは、いずれも東京に本社がある不動産会社のヒューリックと、再生可能エネルギー事業を手がけるアドバンスです。

今回の協定で、3者は、脱炭素社会の実現を目指して、村内に3つの小水力発電所を協働で建設して稼働させることにしています。

現在、村では公共施設などから年間で1600トンの温室効果ガスが排出されていますが、今回の発電所建設によって、そのうちの半分にあたる800トンの削減効果が期待されるということです。

松川村 須沢和彦村長:
「2030年度の目標値はほとんでクリアできるということでうれしく思う。その先の(カーボン)ニュートラルもしっかり目指していきたい」

発電所は、今年の夏に着工し、2026年の春以降の運転開始を予定しています。

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