高校生によるスポーツの祭典、大分県高校総体は29日の開会式を前に先行して一部の競技が始まっています。27日行われた陸上女子100メートルハードルにアジア大会のチャンピオンが登場しました。

4月27日、中東のドバイで行われた20才以下のアジア大会女子100メートルハードルで優勝する快挙を達成した、大分雄城台高校3年の谷中天架選手。谷中選手は27日、大分市で行われた県高校総体の決勝に臨みました。

第6レーンを走る谷中選手は、中盤からスピードに乗り、追い風参考ながら13秒62の好タイムで優勝。アジア大会のチャンピオンが堂々の走りを披露しました。

(谷中天架選手)「しっかり13秒台を出して、次の北部九州大会に向けて走りたいと思っていたので、良かったと思います。インターハイで優勝して13秒34の高校記録を更新できるように頑張ります」

アジア大会で結果を残し、貴重な経験を積んだ谷中選手。将来は世界を舞台に戦える選手を目指して、まずはこの夏、福岡で行われる北部九州インターハイでの活躍を誓います。

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