愛知県一宮市で当時0歳から5歳の娘3人を殺害した罪に問われている女の裁判が始まり、女は行為は認めたものの、弁護側は殺意はなく責任能力もないと無罪を主張しました。

起訴状などによりますと、愛知県一宮市の無職・遠矢姫華被告(29)はおととし2月、自宅で当時5歳の長女と3歳の次女、それに9か月の三女の首をひも状のもので絞めて殺害した罪に問われています。

きょう、名古屋地裁で開かれた初公判で、遠矢被告は起訴内容について「間違いありません」と話しましたが、弁護側は「殺意はなく『子どもたちを置いていくな』と幻聴が聞こえるなど、心神喪失の状態で責任能力はない」と無罪を主張しました。

一方、検察側は「育児に悩んだ結果、無理心中を図った。責任能力が認められる」などと指摘しました。

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