和歌山県田辺市では「南高梅」の収穫が始まりました。ただ、暖冬の影響で出荷量は少なくなる見通しです。

 青々と大きく実った南高梅の実。5月27日、雨のなか、手作業で1つ1つ丁寧に摘み取られていきます。和歌山県は梅の生産量が日本一で、なかでも田辺市は有数の産地として知られています。

 今年は暖冬の影響で開花が早かったことから出荷量は例年の7割ほど(1750トン)を見込んでいましたが、3月に降ったひょうで多くの梅が傷つき、出荷量はさらに少なくなる可能性があるということです。

 (園主 寄本裕貴さん)「(出荷量は)5割減。もしかしたら6割7割減になるかもしれません。15年やっているんですけど、(ここまでの不作)は初めてです」

 南高梅の収穫は6月下旬までの予定です。

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