26日、福岡市西区で酒を飲んで軽乗用車を運転した疑いで、自称パートの男が現行犯逮捕されました。男は直前に同じ大型バイクと2度衝突する事故を起こしています。

警察によりますと、26日午後3時半ごろ、西九州自動車道の前原料金所の上り方面で、料金を支払おうと停車していた大型バイクに、軽乗用車が追突しました。軽乗用車はバイクを追い越してその場から逃走。バイクも軽乗用車の後を追いました。

軽乗用車はしばらく進んだ後、西九州自動車道を降りて福岡市西区の集合住宅の駐車場に進入。駐車しようとした際に、再びバイクと衝突したということです。大型バイクの運転手にけがはありませんでした。

大型バイクの運転手の通報で駆けつけた警察官が、軽乗用車の運転手の男の呼気を調べたところ、基準値の4倍近いアルコールが検出されたため、現行犯逮捕しました。

酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたのは、福岡市西区今宿青木に住む自称パート・樗木勝容疑者(61)です。

取り調べに対し、樗木容疑者は容疑を認めたうえで「自宅でチューハイを朝6時に1本、朝7時に1本飲みました」と話しているということです。

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