南海トラフ地震による津波に備えて、和歌山県田辺市では5月26日、市民らが列車から、移転したばかりの市役所の新庁舎に避難する訓練が行われました。

 JR紀伊田辺駅近くに止まった車両から市民らが次々と線路に降りていきます。JR西日本と田辺市が合同で行ったこの津波避難訓練は、列車の走行中に南海トラフ地震が発生した想定で実施。参加した市民ら約70人は、津波の浸水想定区域外にある高台に5月移転した市役所の新庁舎へ向かいました。

 (参加者)「電車に乗っているときに地震があった場合の避難方法を知れてよかったです」

 新庁舎は、災害時には1階のホールと駐車場が2300人受け入れ可能な一時避難所となります。

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