これからの梅雨の時期を前に、金沢市では大雨に備えた水防訓練が行われ、関係機関が対応方法を確認しました。

金沢市の北部公園で行われた訓練は、線状降水帯が発生し、近くの森下川が避難判断水位に達したという想定で行われ、市の職員のほか、かほく市、内灘町、津幡町の消防職員など約190人が参加しました。このうち、水が噴き出したマンホールの対応訓練では、周辺を土のうなどで囲む手順や、「月の輪工」と呼ばれる方法で堤防から水が流れ出た際の対処法を確認しました。

また、公園近くの森下川で橋が流されて住民が対岸に取り残されたという想定で救助訓練が行われ、迅速な対応を確認していました。

出席した金沢市の村山卓 市長は「今日の訓練を活かして、さらに正確かつ迅速な対応をしていただく。それが何より水防に対して大事だと思う」と話していました。

金沢市では、水害ハザードマップをスマートフォンで確認できるアプリを、6月下旬に公開することにしています。

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