25日、富山県南砺市の利賀ダムのトンネル工事現場近くで、上水道の水源となっている沢水が減少し、国交省が給水車で付近の民宿などのタンクに水の供給を行っています。



この水源を水道に使っているのは、南砺市利賀村長崎地区と北原地区の計8軒で、23日の朝から、水道が出なくなりました。

地区にある民宿は。

「利賀乃家」店主・吉田与十郎さん:
「水道全然出なくなってしまって。今ちょうど利賀村は山菜の時期なもんで、本当一番の最悪の時になってしまったというか。一日も早く元の形に戻ってほしいですけど」


水が涸れた水源は利賀ダムのトンネル工事現場から約250メートルの場所にあり、国交省は、掘削工事中に湧き出た水と水源の水が同じかどうか調査を行うなどして、工事との因果関係を調べています。

今のところ、水道復旧のめどは立っていません。

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