石川県七尾市出身で世界的パティシエの辻口博啓さんが、地震の被害を受けた能登ミルクとコラボしてスイーツ作り体験会を25日、金沢市で開き、パティシエを目指す学生たちに能登の食材の魅力を伝えました。

辻口さんが校長を務めるスーパースイーツ製菓専門学校では、ジェラートが人気の七尾市の能登ミルクとコラボしたオープンキャンパスを開き、およそ30人が参加しました。

学生たちは辻口さんからアドバイスを受けながら、能登ミルクを使ったカスタード作りを体験しました。世界的なパティシエの調理を目の当たりにした学生は「回し方といい、手がプロですごかった」と話していました。

世界的パティシエ 辻口博啓さん

「能登の素材を作っている方々にもっと活力を持っていただけたらという思いがあって、能登ミルクのおいしいカスタードクリームを生徒たちみんなに知ってもらえたらと思う」

スーパースイーツ製菓専門学校では、7月と8月にも石川県内の生産者を招いてオープンキャンパスを開く予定です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。