14日深夜、札幌市中央区のコンビニエンスストアの駐車場で、76歳のタクシー運転手の男性に暴行を加えたとして逮捕された31歳のアメリカ人の女が、別の女性に対しても、はさみで腕を突き刺しけがをさせていたとして、25日再逮捕されました。

 傷害容疑で逮捕されたのは、アメリカ国籍で自称料理人のショール・アレキサンドラ・メーガン容疑者31歳です。

 メーガン容疑者は、14日午後11時すぎ、札幌市中央区宮の森3条10丁目の路上で、歩いていた46歳の女性の腕をはさみで突き刺し、けがをさせた疑いが持たれています。

 女性は、自ら警察に「外国人女性からはさみで殴られた」と通報していて、腕に全治3週間のけがをしました。命に別状はありません。

 メーガン容疑者は、この事件の直後、近くのコンビニエンスストアの駐車場で、76歳のタクシー運転手の男性に対し、顔を殴ったり足を蹴ったりした暴行の疑いでその場で逮捕されていました。

 そして女性に対する傷害の容疑も固まったため、25日午前、再逮捕されました。
 
 警察の取り調べに対し、メーガン容疑者は傷害容疑について「やったかもしれません、否定はできません」と供述しているということです。

 警察によりますと、一連の事件の前、メーガン容疑者は、入店したファミリーレストランでも従業員とトラブルになっていて、店から「外国人女性と従業員がもめている」などと警察に通報されていました。

 当時、メーガン容疑者は、旅行で札幌を訪れていました。

 警察は、メーガン容疑者のふだんの生活実態や動機などを慎重に捜査しています。

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