きのう、東京・品川区の住宅で家族4人の遺体が見つかった火事で、全員の遺体には上半身を中心に刃物による複数の傷があることが新たにわかりました。

記者
「4人の遺体が見つかった家では、警視庁の捜査員が現場検証を行っています」

きのう、品川区戸越の住宅で火事があり、母親の高波冬美さん(37)、長女の後藤鈴ちゃん(6)、次女の玲ちゃん(3)、長男の信ちゃん(2)の遺体が見つかり、警視庁は先ほど午前11時過ぎから現場検証を行っています。

その後の捜査関係者への取材で、冬美さんは右胸に、子どもたちは首などと、上半身を中心に全員の遺体に刃物による傷が複数あることが分かりました。

また、遺体の近くから包丁のような刃物が見つかったことも新たにわかりました。

家にいた40代の父親は一酸化炭素中毒などで病院に運ばれていますが、父親の首にも刃物による切り傷があり、自ら切った可能性もあるということです。

当時、家は施錠されていたことから第三者が侵入した可能性は低いとみられています。

父親は、死亡した冬美さんと今月離婚していて、警視庁は家庭内トラブルの可能性も視野に父親の回復を待って事情を聴く方針です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。