涼しい気候を生かして、青森県むつ市や東通村で栽培されている下北夏秋いちごの今シーズンの収穫が始まっています。

このうち、むつ市大畑町の阿部伸義さんのハウスでは、春先に暖かい日が続いたことから、例年より2週間ほど早くイチゴが赤く色付き、収穫作業が本格化しています。

2023年、阿部さんのハウスでは、夏の猛暑の影響で、収穫量がいつもの年の半分以下となる約2トンに落ち込みましたが、今シーズンは順調に育っているということです。

下北夏秋いちごを使用したケーキが、JR東日本管内の新幹線のグランクラスで提供されるなど認知度が高まりはじめています。

あべファーム 阿部伸義さん
「生産者としても励みになるというか。どんどんこれからも栽培に力を入れていくきっかけになるんじゃないかなと思う」

下北夏秋いちごの収穫は、11月中旬頃まで続く見込みでむつ市で開かれる産直市で販売されるほか、県内外のケーキ店や工場などにも出荷されます。

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