皇族数の確保策について議論する全体会議が開かれ、額賀衆院議長は初回の会合で打ち出した毎週木曜日の開催から、各党・各会派へ個別に聴取する方法に変更したと明らかにしました。

きょう、衆議院議長公邸で行われた会合には、衆・参の正副議長や各党・各会派の代表者らが出席し、皇族の確保策や会議の進め方について意見を表明しました。

自民党は皇族数の確保の必要性について「多くの会派間で考え方に隔たりがない」として、早急に結論を得るべきと主張しました。

一方、立憲民主党は2017年の天皇退位の特例法にならい、各党の合意を得て進めてほしいと要請しました。

額賀福志郎 衆院議長
「今後は、各党・各会派から個別に意見をお伺いして、丁寧に意見を聞かせていただきたい」

額賀衆院議長は今後、個別に各党・各会派から意見を聴取する方法に方針を変更したと述べました。

額賀氏は初会合で、できるだけ今の国会の会期中に意見のとりまとめを目指す考えを示しており、その思いは変わっていないと述べていますが、各党・各会派での主張の隔たりもあり、先行きは不透明なままです。

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