京都の堀川通で起きた車6台の多重事故。逆走していたタクシーの72歳の運転手は、「覚えていない」「朝からの状況も記憶があいまい」と話しているということです。

23日午前7時半すぎ、京都市中京区の堀川通の交差点付近で、逆走してきたタクシーが乗用車3台と正面衝突しました。

ぶつかった乗用車のうち1台がはずみで大型トラックにぶつかり、軽乗用車1台にも破片が当たったということです。

警察によりますとタクシーは約200メートル逆走したとみられます。

72歳の男性タクシー運転手は、救出された際は意識がもうろうとしていて、警察に対しては「(事故のことは)覚えていない」「朝からの状況も記憶があいまい」など話していたということです。


この事故で、タクシーの運転手が肋骨と首の骨を折ったほか、乗用車に乗っていた55歳の男性も両足と肩甲骨を骨折して重傷。別の乗用車を運転していた61歳の男性は胸を打撲する軽傷です。

また、多重事故の前に、近くの同じ堀川通で「タクシーが車に当て逃げをした」という情報もあり、警察が事故との関連を調べています。

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