各地で夏を思わせる日差しが降り注ぐ中、青森市では高校生が氷の彫刻を作る実習が行われました。

青森山田高校の敷地内で行われたのは、恒例の氷の彫刻実習で、調理科の2年生35人が参加しました。

約30kgの重さの氷を運び出した生徒たちは、2人1組でエンゼルフィッシュを削りだします。

この時点の気温は24℃。氷の表面からは水滴がしたたり始め、作業にはスピードとともに技術が求められます。

生徒たちは、講師のアドバイスを受けながら作業を開始して1時間―。
キラキラと輝くぞれぞれの作品を完成させました。

参加した生徒たちは
「氷の解けが早くて急ぎの作業でした。しっぽが取れてしまいましたが、それ以外はうまくいきました」

「胴体以外の部分を浮かして彫るのですが、そのあとのヒレの模様が難しかった」

生徒たちが制作した、19個の「氷のエンゼルフィッシュ」の一部は、市内の小学校4校に贈られるということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。